『Webサイト制作者のためのJavaScript入門講座』という本を書きました

Webサイト制作者のための JavaScript入門講座

Webサイト制作者のための JavaScript入門講座

岩田 享さん、安藤健一さんと共著で書籍を執筆させていただきました。

2011年1月7日発売、すでに書店に並んでいると思います。

どんな本?

これからJavaScriptを始めてみようかなという方に向けた入門書になれば、という感じです。
今のWebサイト製作において、JavaScriptはその地位を確立し、ほとんどのWebサイトに当たり前のように使われているな〜、と富みに感じます。

比較的簡単な部類に入るプログラミング言語だと言われていますが、それでもプログラム。HTMLやCSSとは少し毛色が違います。

幸い、今のネット上には便利なライブラリやコードが沢山溢れているので、それを利用する方も多いですし、そのままサイトに導入すればOKなケースがほとんどです。でも、そのライブラリやコードが「どんな理屈で動いているの?」と気になったことはないでしょうか?
本書では、コードの意味とその動作について事細かに解説できるように心がけました。

また、私自身HTML+CSSからこの世界に入ったものですから、プログラミングがある程度できるようになるまで苦労したのを覚えています。
特にif文とかって、意外と覚えにくいものです><

そうして僅かながらも積み上げてきたものを、今回の執筆でアウトプットしたつもりです。

とにかく、例を挙げてみた

ネタバレするといけないので伏せますが、構文とかは逐一身近な例を挙げて、なるべくイメージしやすいように、
また易しくなるように考えながら書きました。上手く伝われば幸いです。

目次

  • 第2章 開発環境の用意
    • 2.1 本書で必要な開発環境
    • 2.2 Firefoxをインストールしよう
    • 2.3 Adobe Dreamweaver CS5の環境設定をしよう
    • 2.4 サンプルプログラムをダウンロードしよう
  • 第4章 ページの背景色を変えてみよう
    • 4.1 サンプルプログラムを見てみよう
    • 4.2 HTMLの要素を操作してみよう
    • 4.3 変数を使ってみよう
    • 4.4 背景色をセットしよう
    • 4.5 関数について詳しく知っておこう
  • 第5章 時間によってページの背景画像を変えてみよう
    • 5.1 サンプルプログラムを見てみよう
    • 5.2 現在の時間を取得してみよう
    • 5.3 時間を判定しよう
    • 5.4 背景画像を切り替えよう
    • 5.5 背景画像を配列で管理しよう
  • 第6章 動きのあるテーブルを作ろう
    • 6.1 サンプルプログラムを見てみよう
    • 6.2 DOMを使ってターゲットとなる要素を取得しよう
    • 6.3 ループ文を使ってみよう
    • 6.4 マウスイベントで要素の背景色を変更しよう
    • 6.5 クリックされた行の中身を取得してみよう
    • 7.1 サンプルプログラムを見てみよう
    • 7.2 初期設定をしよう
    • 7.3 チェックボックスにイベントを設定しよう
    • 7.4 ボタンをアクティブにしよう
    • 7.5 確認メッセージを表示してみよう
    • 7.6 送信ボタン以外を押してフォームを送信してみよう
  • 第8章 タブで切り替えるメニューを作ろう
    • 8.1 サンプルプログラムを見てみよう
    • 8.2 タブとコンテンツの関連を考えよう
    • 8.3 要素の表示/非表示を切り替えよう
    • 8.4 クリックでタブとコンテンツを切り替えよう
    • 8.5 文字列の操作を詳しく知ろう
  • 第9章 外部からデータを取得してみよう
    • 9.1 サンプルプログラムを見てみよう
    • 9.2「Ajax」と呼ばれる技術
    • 9.3 ライブラリーを使おう
    • 9.4 Ajax通信でデータを取得しよう
    • 9.5 サーバーと連携して動的に生成された情報を読み出そう
    • 9.6 Google Maps APIを使って地図を表示しよう
  • 第10章 ライブラリーをもっと使ってみよう
    • 10.1 jQueryについて知ろう
    • 10.2 サンプルプログラムを見てみよう
    • 10.3 jQueryでページのロードを待とう
    • 10.4 CSSセレクタで要素を取得しよう
    • 10.5 jQueryのメソッドを使ってみよう
    • 10.6 jQuery UIを使ってみよう
  • 付録


本当に基本的な所だけに要点を絞って、少しずつ積み上げていく内容になっています。
なので、いきなり10章から読んでも多分あんまりわかりません><
また、ある程度JavaScriptをご存知の方だと得られるものはあまりないかもしれません。

まとめ

このような機会を与えて下さった技術評論社様に深くお礼を申し上げます。ありがとうございます。

また、後半体調を崩してしまって、共著のお二方に多大なるご迷惑をかけてしまったにも関わらず、
「頑張りましょう!」と言ってくださった安藤さん、岩田さんには足を向けて寝られません。
また、下で紹介している「PHP本」の著者の皆様、執筆中に色々と迷惑をかけてしまった社内の皆様等々、
たくさんの方に支えられて出来上がった書籍です。もう足を向ける方角がありません。


そんな見えないドラマが含まれた本書、手にとって頂けたなら嬉しいです。

PHP本もあります

同じく、安藤さんも執筆に参加されている「Webサイト製作者のためのPHP入門講座」も発売されてます。
表紙も色違いです。

Webサイト制作者のための PHP入門講座

Webサイト制作者のための PHP入門講座

こちらも合わせて手にとって頂ければ。


最後に

「オブジェクト」は「ロッカー」です。これ流行んないかなぁ・・・